3月27日 日曜日、前日までの雨も去り、美しい青空に恵まれた道成寺の桜・舞の舞台。この日の為に創作した【藍の風吹く‐宮子姫物語-】の演目を無事終えることが出来ました。
藍の風吹くというタイトルから想い馳せていただけるように、海を愛した乙女の心のお話。
軽やかな蚊帳生地に青い染料で海を描くパフォーマンスを語りの背景に演じます。
途中、一陣の風が桜の花びらと衣装でもある蚊帳生地をなびかせて、いい舞台となりました。
宮子姫は道成寺近くの日高の里から、平城京のある奈良の地に嫁がれた方で、奈良の物語を語り伝えるという葉流座ともご縁を感じました。
この物語は趣向を変えて、秋に学園前アートフェスタの最終日、学園前ホールでも公演いたします。