葉流座

-ことの葉うた語り-

深野物語 -学園前ホール-

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古事記のなかにある神武天皇と五十鈴姫(イスケヨリヒメ)にイメージを得て創作した物語です。
東征を終えて大和の国造りに着手した神武天皇はささゆりの咲く深野で美しい乙女に出会います。乙女は三輪の神の娘でした・・・
六月にささゆりの宿、宇陀深野で発表しました「深野物語」。今回は学園前ホールで公演いたします。
同時公演「蒼き森と月」
日本書紀にある月夜見命と保食神のお話を情感あふれるラブストーリーにしてお届けします。
出演:
うた語り 中橋怜子
ピアノ 今井恵理
脚本 今谷多日子
作曲 今井恵理
音楽構成 中橋怜子
 

深野物語 -ささゆり庵-

古事記のなかにある神武天皇と五十鈴姫(イスケヨリヒメ)にイメージを得て創作した物語です。
東征を終えて大和の国造りに着手した神武天皇はささゆりの咲く深野で美しい乙女に出会います。乙女は三輪の神の娘でした・・・
いにしえの恋の物語を深野の古民家を宿にされている、幽玄の趣のあるささゆり庵さんでうたい語ります。
出演:
うた語り 中橋怜子
ピアノ 今井恵理
脚本 今谷多日子
作曲 今井恵理
音楽構成 中橋怜子

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深野物語

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墨絵のキャンドルがささゆりとなり、足元に咲く演出。
イスケヨリヒメの心を謡う中橋怜子。

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ささゆりの墨絵

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ささゆり庵


宇陀の山里深く趣のあるささゆり庵。




初音静 -吉水神社奉納公演-

初音静

初音静
----当日の情報より------
昨年、学園前アートフェスタで公演いたしました「吉野二人静」のご縁で、このたび、義経静御前ゆかりの地である吉野の吉水神社で奉納公演を務めさせていただくことになりました。
開催日時:2019年4月29日(祝日)14:00より
場所:吉水神社、吉水院
演目:「初音静」
義経千本桜のなかより着想を得て、この日のために書き下ろしました、桜吹雪の中の春らしい演目です。
吉水院は、義経が吉野に落ちて匿われた場所であり、すぐ近くの勝手神社には、静御前が舞った「舞塚」もあります。縁重なるこの場所でのうた語り、義経静御前の心に届くよう、精一杯務めさせていただきます。
出演:
うた語り 中橋怜子
ピアノ 今井恵理
脚本、演出:今谷多日子
作曲:今井恵理
題字:くず上ともこ
イラストレーション:イマタニタカコ



吉野二人静から吉野と静御前に導かれるように吉水神社までたどり着いた私たち。
春に合わせて、初音静という演目を書き下ろし、奉納公演させていただきました。
舞台は実際に静御前義経が潜んだ間。
静御前の打掛も傍らに展示されています。
見守られながらの公演は多くの方に観ていただき、感動いたしました。

背景となった桜の墨絵はなぜか桜色に見えてくるとの声も。

蒼き森と月 - Gallery OUT of PLACE NARA (お留守番プロジェクト)

 

日本書紀のなかに伝えられる保食神ウケモチノカミ)と月夜見尊の物語を題材に創作した物語を墨絵に表現し、その前で物語を語る朗読会です。
命の種を求めて地上に降り立った月の神と大地の女神の美しい物語を中橋怜子さんが朗読と歌日時:1月20日 15:00より
出演:中橋怜子(友情出演)
脚本:今谷多日子(イマタニタカコ)
参加費無料
定員:12名
この朗読会は祈りと寿ぎ(ことほぎ)の雫 ー 1月のお留守番プロジェク(お留守番プロジェクト vol.9)のなかの特別公演です。

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紫もゆ -二名公民館-

二名公民館にて二名公民館40周年記念公演として「紫もゆ」を興行させていただきました。
告知をほぼ出来ていなかったにも関わらず、大勢の方に観に来ていただいて光栄の至りです。本当にありがとうございます。
この演目は去年の1月に大和文華館で発表した「いつかしの月」の姉妹バージョンのような作品です。
額田王という、万葉集で圧倒的な存在感を見せながらも正史にはまったく登場せず、その出自も生涯もわかっていない、ミステリアスな歌人に魅せられている人は多いと思います。脚本の今谷も御多分にもれず、少女のころから憧れているひとりです。
紫もゆは額田王のもうひとつの愛を描きました。
「こんな見方もありかもしれない」そのように楽しんでいただけたら嬉しいです。
墨絵屏風に手動照明、波の音。
二人だけの移動劇団、葉流座のひとつのスタイルが完成したように思えた、今回の公演でした。

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紫もゆ

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